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バリ人はお祭りのある日や、何かの儀式をするときなど、バリのカレンダーを見て 行います。

このカレンダーには、重要な情報がぎっしり詰まっています。 このカレンダーを全て理解できるのは、村の村長や僧侶くらいで、 何かの日取りを決めたりするときは、村のバンジャールと村長など皆が集まって 相談し決めるようです。

このように、バリ人は親戚、村などのつながりが一番重要になってきます。 バリカレンダーの1日を見ても、たくさんの情報が詰まっているのが分かります。

満月、新月の他に、カジャンクリオといって、15日〜17日に1回巡ってくる悪霊がやってくるとされている日があります。

不定期にめぐってくることもあり、このカレンダーに記載されている日を確認し、お供え物などの準備を始めます。

このカレンダーは、バリ人の生活において、大変重要なのがわかります。 今回は、バリ独特の暦について紹介します。

バリには、世界共通の西暦のほかに、昔から伝わる独自の暦を持っており、それは宗教儀礼や日々の供物を捧げる時の大切な目安となっている。

まず、その独自の暦には2種類あり、ひとつをウク歴、もうひとつをサカ歴と呼んでいる。  

もっともバリの人々の暮らしに密接なのが、ジャワ・バリ暦と言われるウク暦だ(バウコン暦とも言われる)。ニュピ以外の主要な宗教的行事は、ほとんどこのウク暦の基づいている。

ウク暦は、7日を単位とする30の週(ウク)によって成り立っている。7日×30週=210日。これがウク暦の1年です。

しくみは、非常に複雑な組み合わせに成り立っていますが、細かいことはここでははぶきます。  

ウク暦の1ヶ月は35日からなり、この1年は6つのトゥンプック(Tumpek)からなる。6ヶ月の210日で暦が一巡する。

5週に1度、saniscara(サニスチャラ=土曜日)とkliwon(クリオン)の重なる日が6つのトゥンプッの吉日と言われる。トゥンプッとは、ジャワ語のテンパッが語源の土曜日という意味だそうだ。

儀礼の中で特に重要とされているのは、3日、5日と7日のワラである。3日のワラの最終日、カジャンと5日のワラの最終日=クリオンが重なるカジャン・クリオンの日は悪霊が災いをもたらしやすい日であり、その前日の日没からカジャン・クリオンの当日の夜明けまで人々は外出を極力控える。

しかしまた、この日は呪術を行うのに最適な日とも考えられている。  ウク暦に基づく全島あげての祭が第11週目の水曜日、ガルンガンから12週目の土曜日、クニンガンにかけて行われる。

これは祖霊や神々が地上に降りてくるとされている日で、寺院でさまざまな芸能が演じられたり、村の守り神とされる聖獣バロンが、村を浄めるために村内の道を練り歩くこともある。

ところで疑問に思っているのだが、サコ暦は西暦78年(79年という説もある)が元年であるが、いったいウク暦の元年はいつで、今年はウク暦の何年なんだろう。

そして、新年はいつなのだろう。こんな単純な疑問なのに、わかっていません。調べる必要があるのでは。一説には、ウク暦は年を数えないと言われているが・・・。  

寺院の建立記念日は、オダランと呼ばれている。東部バリのカランガッサム地方では、寺院祭礼(オダラン)をウサバと言う。

ウサバは、他の地方では収穫祭を意味する語だ。  サカ暦では354日、355日あるいは356日の1年で巡ってくるが、ウク暦の場合、1年が210日であるため西暦のカレンダーでは年に2回オダランが巡って来る年もある。  

人間の通過儀礼である、赤ちゃんの儀式、子供の誕生日(オトン)、歯削儀式、結婚式、葬式などは、ウク暦に従って行われている。  では、ここで儀礼や祭礼をいつ行うのかを見るになくてはならない「ウク暦」の中でも、特に供物をたくさん捧げる大切な祭礼日・吉日をあげてみよう。

●Hari Banyu Pinaruh(バニュ・ピナロ)  Sinta(1番目の週)-redite(日)-paing  この日は前日の祭礼日・Hari Suci Saraswati(サラスワティ)Watugunung(30番目の週)のデウィ・サラスワティの恩恵を受けるため、身体を浄める日です。人々は早朝まだ暗いうちに起き、近くの川へ行ってマンディ(沐浴)をします。心身ともに浄め、けがれを落とし、正しい精神と知識が身につくようにデウィ・サラスワティに祈るのです。家ではナシ・クニンというターメリックで黄色く染めたご飯が作られ、家寺に供えられ、家族にもふるまわれます。

●Hari Soma Ribek(ソマ・リバッ)  Sinta(1番目の週)-soma(月)-pon  神(特にデウィ・スリー=稲の神)を讃え、すべての者がその恩恵と幸に恵まれるように祈ります。この日は、お金の貸し借り(大きな金銭を動かすこと)はしてはいけないとされています。

●Hari Sabuk Mas(サブッ・マス)  Sinta(1番目の週)-anggara(火)-wage  神(特にマハデワ神)に、金や銀、その他の財宝の恩恵を受けたことへの感謝を表す日。金銀細工で生計を立てている家では、この日盛大な供物を作ります。一般家庭では、金庫や財布に供物を捧げます。


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